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富士山広告 の日記

初めて経験する特殊詐欺

2022.09.27

あの暑い夏もいつの間にか過ぎ去ろうと。 気が付けば虫の声が聞こえ始めていた。
エアコンもないこの部屋にとっては、この時期の夜は涼しく唯一ゆっくりできる季節である。 今夜もネットサーフィンに夢中になってっていると早くも日付が変わって2時を過ぎようとしていて、あるか ないか 判らない富士山広告の仕事のために横になろうとパソコンを消そうと思った時、おしゃれな靴のバナー広告が画面右上に突然出てきたのです。

そう云えば、なにかカジュアルなシューズがほしいと思い調べたことを思い出し、まぁそれが、なにかのキーワードとなってヒットし出てきたのだろう。
まるで自分の心の中を読み取られているようだ。いや、ちがう、ただ誘導されているにすぎない。
しかし、便利な世の中になったもんだ、自分の嗜好に合せて勝手に紹介してくれる 気に入ればクリック一つで画面で見ていたものが2日後には手元にある。場合によっては、翌日キャンセルしようと思っていると夕方には届いてしまっている。相手も気が変わらないうちに送ってしまいたいのだろう。昭和世代には、刺激が強すぎかもしれない。

気が付いた時は、もう その商品の説明を食い入るよう見てました。そこには、昭和世代には、思わずピクピクと反応してしまうコピーが。 昭和世代と云ってますが、私だけかもしれません。
まず、目にはいたのが、会社倒産品につき数量限定の処分価格です。 この時点でピッキングされたかもです。税込7,450円が5,450円さらに2足目は、なんと1,000円 おひとり様2足まで。この段階で、もう2足買うしかない、と思っていました。代引き手数料を入れて8,000円ちょっと これならいいか。何か靴ひもで徐々に締め上げられるように相手の罠にはまってしまったのです。
そして、とどめは、おしゃれなイタリアの靴で、アッパーは吸い付くような本牛革、ソールも暑く身長も2cmアップ。 私の中では、イタリア イコール 革製品のイメージがあり、写真も白髭の靴職人が靴を作っているところが載っていて、さぁオーダーをと思った時に、あれ住所が載っていないし、ショップ名も欧文でしかもドットコムが付いていて これってお店の名前って感じで、これは、調べてから買った方がよさそうだと思い、ネットで調べることに。

ショップに入ってみると やはり住所はない。しかし、お店は、ヨーロッパ系デザインのファッションが多く、グッズと云うのか生活用品なども特別感のあるシンプルで機能的な感じのもばかりで、買ってしまいそうなものばかりでした。
しかし、肝心なのは、口コミ、評判。まぁ とれを見ても最悪です。 とてもカード決済では買えない! よくそんな店で買えるな! 注文しても連絡もなく忘れたころに代引きで届く、キャンセルができない など ひどいものでした。購入をあきらめていた その瞬間 “いいじゃない” から始まるコメントが、「いいじゃない、遅くても欲しい商品が届けば、キャンセルも受取りを拒否すれば問題ないじゃない」 そうだよ、商品が届いてから払うのだから騙されるわけではないか。と思い直したのも失敗でした。 あえなく購入ボタンをカッチ。
押し終わる前に自動返信のお買い上げ確認書が...
そこには、丁寧な言葉で「お買い上げありがとうございます。」とあり
まるで購入することが判っていたようでした。

当然ながら4日たっても宅配されず、連絡もなく まぁ そうだろう、来なければお金も払わなくていいし。

窓から入る風は、もう秋です。 珈琲を飲みながら営業用の資料作りをしていると登録のない番号の着信が。誰だろうと思いながら出ると、「〇〇〇急便です。代引きの商品が届いてます。今からいいですか。」 ちょっと無愛想でチャラい感じの男の声だった。
その声を再び聞いたのは、10分ほどしてからだった。
代引きの金額を手渡すと「 足りないっす。 8,997円!」 私は、思わず「この金額で注文したんだから。」 男は、不機嫌そうに「そんなこと言われても伝票に入ってる金額でないと困るんす。」 さらに男は、「消費税じゃないすか。」
一瞬 無愛想な対応でもあったので受け取り拒否も考えたが、イタリア製、本牛革なら少々高くてもいいや。
でも、ショップに文句の一つでも言ってやろうと宅配ドライバーにここの会社の住所と連絡先教えろよというと、「そんなの知らねっすよ。 中国の会社だし、配送も中国だから。 電話番号も国際電話だし。」
なんとなく予想は、していたが、やっぱり中国か。...。

しかし、中国の恐ろしさは、こんなもんじゃなかった。


お金のことはあきらめ、梱包をほどくと箱が2つ、ちゃんと2足あるじゃん。 でも、箱に書かれているのは、イタリア語ではなくどいうみても中国語、かろうじてわかった漢字が広東省深圳市。靴のサイズも載って無く(革靴のフリーサイズってあるの)

それに、ネット画像で見たシューズににているが、何か違う。カラーもブラウンでなく、オレンジのようなイエローのような、でもブラウンポイって感じですかね。つくりも薄いペっらぺっらの牛革もどき、いや、これはビニール? どうみても本革には見えない。 ソールも2cmの厚底でしっかりとした履き心地は? 歩いている道の凹凸が分かるほどの薄さ、まだ、地下足袋の方がしっかりしていていいかも。ともかく軽い、私が陸上競技のアスリートで、それが、スポーツシューズだったらどんな意良かっただろうが、現実を受け止めるには、諦めるには、時間がかかりそうです。
それも、2足....
サンダル、スリッパを いやゴム草履に合成繊維でカバーし靴ぽくしただけのものを良く作ったと感心してます。もう少し何とかできなっ方ものだろうか。 今となっては、この顛末(私の馬鹿さ加減を)をつまみに飲み交わすことしかできない。
この話を聞く誰もが、大笑い。 話のネタには、ちょうどいい? なにか釈然としない。

あのイタリア職人の写真は? イタリアの厳選された本牛革は? お金はいいから、ちゃんとした靴をくれ!

ある人の話だと、イタリアにも中国人が多く、イタリア製でも中国人が作っているのも多いようです。 いまや世界中に中国人が、増殖してるようです。伝統技術製品は、中国人にそれぽくコピーされ本物のようにでまっ割ってるのだろう。

これが良い勉強になったらいいが、と言い聞かせるが、こんなことは勉強するものではない。 でも、また変なものに手を出してしまいそうな自分がこわいです。

大きなお世話かもしれませんが、みなさんもネットショッピングには十分気を付けてください。

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